ウォルドルフ人形を作った方の声

愛してやまないウォルドルフ人形~お世話遊びが楽しい手作り人形~

 人形を作る私も、人形で遊んでくれる孫たちも、笑顔になれるウォルドルフ人形。
至福の時間は、夢中になれること。それは、私にとって人形作り。

 人形作りは到底無理!そう思っていました。ぱたぽん(スウェーデンひつじの詩舎認定講師)との出    会いで、ひとつひとつていねいに教えて頂き完成。見て!見て!と自慢したくなる思いにあふれた喜びが湧き上がり、ニヤニヤが止まらないばぁばです。

 でも、もっともっとニヤニヤがとまらず、幸せな気持ちにさせてくれたのは、人形を使って遊ぶ孫たちです。人形をぎゅっとだきしめたときのあたたかさ。頬でスリスリしたときのなんともいえないやわらかさ。子どもの表情をみるだけで、うれしくなってきます。
 そこには、男の子も女の子も関係ありません。お人形をつかって「お世話遊び」が始まります。おかあさんにしてもらったことを、お人形にもしてあげています。「おなかすいたんですか?ごはんですよ」「おこってないで、だっこしてあげますよ」「かなしいんですか?もう泣かなくていいですよ」「おもとだちがあそびにきてくれましたよ。うれしいですね」

 気付きましたか?人形が笑っていたり、泣いていたり、怒っていたりしてみえるのは、ウォルドルフ人形の表情にヒントがあるんです。それは、無表情の顔。見る側の気持ちで、どのようにも感じ取れる魔法の人形です。子どもたちは感情豊かに、いろんな場面を想定し人形に愛情をそそいでいます。こっそりと聞き耳をたてながら見てみると、ワクワクが止まりません。
 お人形にはちゃんと名前まであるんですよ。そして、遊び終わると、人形たちはお布団で休みます。

 人形を作る喜び、人形で遊ぶ姿を見て心が癒やされる喜びが、こんなにも心地よいものだなんて。

 あなたにも届けたい。

 ウォルドルフ人形のある生活をこれからも楽しみます。

兵庫県 F

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