ウォルドルフ人形の世界

人の魂は、いつどのようにして、その人の心に宿るのでしょう

1980年初め、スウェーデンで刊行されて間もない『人形の本』に出会いました。
その著者の名はカーリン・ノイシュッツさん。
スウェーデンのウォルドルフ教育で育ち、心理学、教育学、社会学を修め、特に子どもの心理に深く興味を持つ方です。

子どもたち三人にも同じウォルドルフの教育を受けさせながら、この人形の本を著しました。
日本では『ウォルドルフ人形の本』と『おもちゃが育てる空想の翼』の2冊に分けて訳されています。

「人形は、ときに子どもにとって、心の中の喜びや悲しみ、またはファンタジーを共有する仲間として大きな部分を占めている」と著者のカーリン・ノイシュッツは言います。

私たちは、生まれてから学童期までの子どもたちの「柔らかい心」を受けとめる大人としての役割のなかに、子どもにとって「もうひとりのわたし」ともいえる人形を作る仕事を大切なものとして位置づけ、「子どもの心を映す余地を残した、生き生きとした人形を作る」ことの意義を伝えていきたいと願っています。

スウェーデンひつじの詩舎名誉理事長

佐々木奈々子
赤ちゃんを抱いたウォルドルフ人形

『ウォルドルフ人形の本』
1986年10月
文化出版局刊

カーリン・ノイシュッツ著
佐々木奈々子訳


『おもちゃが育てる空想の翼
シュタイナーの幼児教育』(絶版)
1999年9月
学陽書房刊

カーリン・ノイシュッツ著
寺田隆生訳


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