ぱたぽんのアトリエから

通信くらぶ「ひつじのおくりもの」よりアドヴェントカレンダー作り ぱたぽんのアトリエからNo.3    

アドヴェントカレンダー

少し前になりますが、スウェーデンひつじの詩舎 通信くらぶ 「ひつじのおくりもの」 では紡ぎ、染め、織り、編み、フェルトなどの手仕事を体験して頂きました。

その際に受講生のお手元には、たくさんの ”ひつじからのおくりもの” が生まれ、それらを使って何か思い出に残るものを作って頂きたい!!と願って、春から教室ではアドヴェント・カレンダー作りを進めてきました。

その中でクリスマスまでの日々を指折り数えて待つ季節に、家族の思い出に生き生きとした 記憶に残る手仕事を添えることができたら嬉しいと思い簡単なベルの作り方をご紹介しました。 

こちらは、スウェーデンひつじの詩舎 ひつじノートに紹介されているバイアス織の技法を使って作ります。

サイズは小さいベルは1辺7㎝、大きいベルは10㎝正方の枠を用意します(ヂャンティ織の道具をお持ちの方は針がない3か所に裏から釘などを足して代用できます)。毛糸は細い生成り毛糸を染めたものがお勧めです。   

 

一枚織れたら、半分に折り長方形の長い辺2枚を重ねてかがり筒状にします、更に半分に折り返し2重にします。
2重になった布端をぐるりと一周並み縫いし、糸を引き締め留めます。ひっくり返すとベル型が完成!

針に残った糸を裏から表に出して中央辺りに針を刺し、輪を作り(2~3回繰り返す)本体に縫い付けると、吊り下げ用の輪ができあがります(鎖編みも可)。
24個出来上がったら、アドヴェントの期間に、一日にひとつずつ木の枝や壁に掛けたカレンダーなどに吊るして楽しむこともできます。

一度作ると毎年繰り返し使えるアドヴェント・カレンダーを思い切って作ってみるのもよい思い出となることでしょう。
それぞれの心の「光」に出会って頂けますように!!小さな手仕事を秋の夜長にお楽しみください。

アドヴェントについては、HP内 シュタイナー教育の視点から №7 「クリスマスの光」をお読みください。
皆さま良いクリスマスを!!    

【今回の作品紹介ぱたぽん】
岐阜県多治見市 福井光子

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