シュタイナー教育の視点から

  1. 「バランスという器」シュタイナー教育の視点から No11

    バランスという器自分の体を健やかに育んでいくこと。これは生まれてから最初の7年間の大きな課題で、この時期に様々な運動能力も身につけていきます。行為するための道具としての自分の体を思いのままにコントロールできることは、自由で自発的な活動の基盤です。

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  2. 「子どもにとって見通しのきく生活」シュタイナー教育の視点から No10

    子どもにとって見通しのきく生活言葉だけで伝えようとしても、子どもに伝わらないことがよくあります。しかし子どもの眼の前で実際に行うと、何をしているかは一目瞭然で、子どもには簡単にわかります。言葉は抽象的で、行為は具体的なのです。

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  3. 「子育てのレシピ」シュタイナー教育の視点から No9

    子育てのレシピ料理が好きなので、地元の中華レストランのオーナーシェフによる料理教室に通ったことがあります。彼のお料理は中華ですが、化学調味料を一切使わず、素材の味を上手に活かした絶妙の味付けです。

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  4. 「身体全体を使うことの大切さ」シュタイナー教育の視点から No. 8

    身体全体を使うことの大切さコロナ禍の生活の中で、以前に比べてコンピューターの前に座っている時間が増えたのではないでしょうか。大人はテレワーク、子どももリモート授業。大人も子どもも、コンピューター、タブレットなどのスクリーンの前で長時間を過ごしています。

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  5. 「クリスマスの光」シュタイナー教育の視点から No. 7

    クリスマスの光シュタイナー園は、キリスト教保育の園ではありませんが、クリスマスを待つアドヴェントの時期になると、アドヴェントの庭(りんごろうそく)、聖誕劇、ミツロウのろうそく作り、クッキー作りなど、この時期ならではの活動が盛りだくさん。

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  6. 「歌うことがもたらすもの」シュタイナー教育の視点から No. 6

    歌うことがもたらすもの皆さんは、歌いますか?いつ歌いますか?どこで歌いますか?何をしながら歌いますか?乳幼児期の子どもの保護者や幼児教育者は、子どもとの生活の中で、童謡、子守唄などを歌うと答える方が多いと思います。

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  7. 「自然の中で育つもの」シュタイナー教育の視点から No. 5

    自然の中で育つもの乳幼児の大きな課題は、自分の体を育むこと。生まれた時に両親からいただいた体を、一生住み続ける自分の家に作り変えていくプロセスです。それぞれの器官がその本来の機能を持つように、本来の形へと形成されていきます。感覚器官の育成は、この体づくりの中でもとても大切です。

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  8. 「生命力、免疫力を高める生活」シュタイナー教育の視点から No. 4(2020年 号外)

    生命力、免疫力を高める生活新型コロナウイルス感染の拡大の今、実際に感染しないための行動やマスク、消毒などの、具体的な物質レベルでの感染防止対策を、一人一人が行っていくことはとても大切です。しかし同時に私たち一人一人の心や精神のあり方が、生命力、免疫力を高めることに重要です。

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  9. 「お人形は誰に似る?」シュタイナー教育の視点から No. 3

    お人形は誰に似る?もう30年前ですが、ドイツ留学中、シュタイナー幼稚園教員養成の授業の中でウォルドルフ人形を初めて作りました。手仕事のクナップ先生の指導のもとクラスの皆で人形作りに取り組みました。カーリン・ニューシュツさんの「ウォルドルフ人形の本(邦題)」は参考図書の一つでした。

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  10. 「お人形の素材と質」シュタイナー教育の視点から No. 2

    お人形の素材と質ウォルドルフ人形は、どのような素材で作られているでしょうか。木綿の布や糸、羊毛の綿、毛糸など、どれも天然の素材です。ウォルドルフ人形は、どのように作られるのでしょうか。切ったり、縫ったり、丸めたり、詰めたりと、その作業はすべて手仕事です。工場で量産されるのではありません。

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